日本で釘は、鉄を槌でたたいて四角に作る和釘と呼ばれるものと、線材を材料として機械で作る洋釘と呼ばれるものがあり、この洋釘が現在一般 に使われている釘です。
日本で鉄の釘が使われたのは古墳期といわれています。
日本最古の木造建築物に法隆寺があり、昭和23年にその金堂を解体修理しましたが、その折飛鳥時代のものと思われる和釘がたくさん発見されています。
と言う事で釘を製作してみました。
1.バーナーで炙り6mm鉄の丸棒を四角にする
2.四角になった丸棒
3.頭を叩いて潰す
4.焼き入れをするために一度真っ赤に炙る
5.焼き締め
6.油焼きで完成
手間はかかるけどやはり手作りの暖かさがある
法隆寺を解体修理した時に飛鳥時代和釘がたくさん発見されたかわからないけど
とにかくすごい数なんだろう・・・。
昔の人はすごいです。
*焼き入れ
鋼材の硬度を高めるために高温に加熱してから、水や油などに入れて急激に冷却すること
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