3/27/2011

3.11

2週間たった今日もなお、寒さに耐え、空腹に耐え、不安に耐え続けてる人たちがいる。

原発もまた今日もなお、日本中で電力を作り続けている。

私たちを生かしてくれている地球に申し訳なくて泣けてくる。
募金をしても節電をしても、後は祈る事しかできない自分に悲しくて泣けてくる。
以前にも同じ気持ちになった事があった、地球温暖化の為に亡くなってゆく
ネパールの山岳民族の事を知った時だった。
私の生活で毎日沢山の人が亡くなって、これからも亡くなってゆく。
その現実は本当にショックだった。

東京は今日もなお、経済という大きなモノがエネルギーを堂々と消費し続けている。
たった30%の電力の為に日本中にある、原子力発電所。そして再処理工場。

まずは、使っている私達こそがこの問題について考えよう。
考える事は誰にだってできる。  
毎日ニュースを見てどんどん元気がなくなった。
元気でいなきゃと言われる。
確かに元気でいる事も大切だけど、ただ、いつもの生活をキープしていては
地球にも動物にも植物にも今を苦しんでいる人々にも、
頑張っている原発の職員や自衛隊の皆さん、ボランティア、自治体の皆さんにも、
あまりに面目無い。
こんな時は真剣に考えてみたっていいと思う。

私が原子力発電について真剣に考えるきっかけになったのは、六ヶ所村再処理工場
の反対運動をしている人たちに出会った時だった。
私の生まれた都道府県には原発が無かった。
こんな事が知らない間に、私達の生活の為に、日本で起ってるなんて本当にびっくりした。
また涙が止まらなかった。

どんなに署名をしても、どんなに反対運動をしても、止まらなかった原発。
3月15日、建設中だった上関原子力発電所はついに建設が中断した。
地震のその日も反対運動は続いていて、
こんなにも悲惨な大きな被害を目の前にしてやっとひとつ止まった。

あぁ、どうか、これ以上同じ間違いをしないように
あぁ、どうか、一人でも多くの生命が助かるように

あぁ、どうか、妊婦さん、子供達が少しでも早く、原発より遠方へ避難できますように

あぁ、こんな、なんでもない私にできる事はなにがあるだろうか。
これからだよ。
がんばるぜ。

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